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観葉植物に関するアンケート調査

 いぶすき農協観葉植物部会では、2007年9月21日(金曜日)から25日(土曜日)までの5日間、インターネットを通じて「観葉植物に関するアンケート調査」を行いました。有効回答数は男性が689件、女性が500件、計1,189件でした。

Q1.観葉植物を知っていますか?

 最初に、観葉植物が小売店で一般向けに市販されていることを知っているか質問しました。知っていると答えた人は83.5%、具体的な品種名も知っていると答えた人も全体の61%にのぼり、ほとんどの人が観葉植物が小売店で一般向けに市販されていることを知っていると回答しました。一方、20代男性では24.7%の人が、観葉植物が市販されていることを知らず、さらに20.8%の人が、市販されている様子を見たことがないと答えており、20代男性においては認知度が低いことが明らかになりました。

Q2.どの位の間隔で購入していますか?

 次に観葉植物を、どのくらいの間隔で購入しているか質問しました。「観葉植物を購入したことはない」という回答が最も多く、全体の27.7%。次いで、ほとんど購入したことがないと答えた人が全体の17.3%でした。逆に1年に1回以上購入すると答えた人も多く、合計すると33.9%となりました。観葉植物を購入する人と、購入しない人の差が大きいことが分かります。

 また、年代別に購入頻度を集計すると、年齢が高いほど購入する回数が多い傾向にあること、これとは別に30代に購入する回数が多い層が存在することが明らかになりました。男性と女性では、女性の方が購入する回数が多い傾向にありますが、男女差はあまりないことが分かります。

 購入金額別に集計すると、購入回数が多い人ほど高価な観葉植物を購入する傾向にあることが分かります。

Q3.購入する観葉植物の価格

 次に、観葉植物を購入したことのある人について、普段購入している観葉植物の平均価格を聞きました。その結果、2,000円未満と答えた人が、58.6%。3,000円未満と答えた人を併せると78.8%となりました。さらに、5,000円未満と答えた人を併せると92%となり、5,000円以上の観葉植物を購入している人は、ほとんど居ないことが分かります。

 購入する観葉植物の金額を年代別に集計すると、男性では若いほうが、女性では年配の方のほうが高額な観葉植物を購入する傾向があることが分かりました。

 また、購入歴のない人に観葉植物をいくらなら購入してもよいか聞いたところ、半数の方は金額にかかわらず観葉植物を購入したいとは思わないと回答しました。

Q2とQ3を検証

 観葉植物を購入する間隔と購入金額を、次の表に基づいて数値化し集計を行い、1年で購入する回数と金額を求めました。その結果、購入回数は男性が平均0.63回、女性が0.89回、購入金額は男性が1,826円、女性が1,737円でした。そして、全ての回答について、1年当たりの購入金額を求めた結果、主に観葉植物を購入しているのは50代から60代の女性と30代の男性であることが分かりました。特に団塊ジュニアと呼ばれる30代男性においては、単に人数が多いだけではなく、購入する人の割合が多いことも注目されます。

Q4.購入用途

 次に、どの様な用途で観葉植物を購入するか、観葉植物を購入したことがない人も全て含めて、複数回答で聞きました。その結果、「自宅や職場のインテリアとして購入する」と答えた人が全体の46.9%で最も多く、次いで「精神的な癒し効果を求めて」と回答した人が33.4%、「園芸・ガーデニング」と答えた人が26.7%、「花や緑が好きだから」と答えた人が25.7%、「店で気に入ったもの見かけたら購入する」と答えた人が20.2%でした。一方「新築や新店舗のお祝い」と答えた人は14.4%、「誕生日や母の日などの記念日のお祝い」と答えた人は8.7%、「その他・贈答用」と答えた人は2.7%と、いずれも低い値に留まっています。また、「室内の空気を清浄にするため」と答えた人は16.5%、マイナスイオンやフィトンチッドの効果を求めて購入する人は14.4%と、こちらも低い値に留まっています。

 性別や年代、購入回数などによる違いはあまり見られませんでした。金額の差も、ほとんど見られませんでしたが、贈答用については、他よりも高価な植物が選択されているようです。

Q5.観葉植物を購入するときに重視する点

 次に、観葉植物を購入するときに重視する点を、観葉植物を購入したことがない人も全て含めて、複数回答で聞きました。その結果、「枯れにくさ」を選択した人が61.1%と最も多く、次いで「葉の形や樹形など全体的な見た目」と答えた人が56.8%、「元気に育っているか」47.8%、「価格が高すぎないか」41.2%、「飾る部屋に似合うか」37.8%と続きます。「説明書やラベルの有無」は15.2%、「鉢のデザインや材質」は10%、「マイナスイオンやフィトンチッド」は9.8%、「土を工夫しているか」は5.4%と低い値になっています。

 購入間隔ごとに集計しましたが目立った差はありませんでした。月に何回も購入すると答えた人のうち、5名中4人が「鉢のデザインや材質」を重視すると答え、80%という突出結果になっていましたが、信頼性は低いです。

Q6.購入する場所

 次に、観葉植物をどこで購入するか、観葉植物を購入したことがない人も全て含めて、複数回答で聞きました。その結果、「お花屋さんや園芸店」と答えた人が59.2%、「ホームセンターなどの量販店」と答えた人が56.7%で、ほぼ同数でした。「ネットショッピング」が5.9%、「農家の直販」と「デパートなどの高級店」がそれぞれ3.7%、「カタログ通販など、インターネット以外の通信販売」が1.8%、「ブライダルショップや贈り物の専門店」での購入は0.4%に留まりました。その他の回答としては、植木市や神社の市、インテリアショップ、雑貨店という回答が若干数ありました。

 傾向としては、若干ですが、購入回数が多いほど量販店を使用しており、少なくなるにつれ園芸店を利用する割合が多くなるようです。逆に、高価な観葉植物を購入する場合には園芸店・デパートなどの高級店を利用する割合が増え、量販店を購入する割合が減る傾向にあるようです。ネットショッピングについては、購入回数・購入金額ともに、増えるにつれて利用される割合が増える傾向にありました。性別や年代による違いは見られませんでした。

Q7.ネックになる点

 次に、観葉植物を購入する際にネックになる点について、観葉植物を購入したことがない人も全て含めて、複数回答で聞きました。最も敬遠される要因になるとして挙げられたのは、全体の23.3%のかたが選択した「菌や虫がつくのではないかと心配」という項目。次いで「すぐに枯れてしまいそう」が22.2%、「管理・水やりが大変そう」22.0%、「枯れた植物や鉢の処分に困る」19.8%、「冬を越せない、こせないのではないかと心配」19.7%と続きます。観葉植物をよく購入される人も、観葉植物を購入したことがないと答えた人も、選択した項目に大きな差はなく、似たような理由で購入をためらっていることが窺われます。

Q8.興味のある観葉植物

 次に、興味のある観葉植物について自由回答で質問し、約500件の回答がありました。具体的な品種をあげたものとしては、ベンジャミンが74件、パキラが25件、ポトスが19件、ゴムの木が18件でした。いずれも1問目で観葉植物の例として挙げた品種で、知名度も高いようですが、これらの品種を挙げた人は、観葉植物をほとんど買わないと答えた人がほとんどでした。次いで多いのが、サボテンの11件、トラノオの9件、幸福の木の6件、食虫植物・コーヒーの木が各5件、モンステラ4件、他若干数でした。列挙しますと、アジアンタム、アロエ、アンスリューム、アルカディア、クワズイモ、エアープランツ、おもと、オリヅルラン、オーガスタ、ガジュマル、キリン草、グリーンピース、ゴールドクレスト、ザミア、シクラメン、シダ類、ストレリチア、観音竹、スパティフィラム、セローム、チランドシア、デイフェンバキア、カポック、ニーム、ハクロニシキ、バナナ、パパイヤ、ハートリーフ、オリーブ、チェッカーベリー、ビカクシダ、フェニックス、ポインセチア、ホンコンカポック、ポーチュラカ、マングローブ、ミリオンハーブ、ミント、ヤシ類、ラフレシア、リンドウ、レモングラス、ワイルドベリー、アグラオネマ、パイナップル、マンゴー、ススキの木、金のなる木、月下美人、さぎ草、テーブルヤシ、ソテツ、サズベリー、多肉植物、ポニーテール、竹、藤の木、クロトン、コンシンネ、コニファーなどです。

 見た目に関連したものは80件で、主に葉の色や形に関するものでした。管理に関するものも60件近くあり、手間がかからないものを求める声が多くありました。購入回数が多い方からは、日陰でも元気に育つ植物を求める声が多くありました。サイズに関するものは約20件あり、ほとんどが小さい植物を希望するという意見でした。効能面に関連したものは約20件で、マイナスイオンや、空気清浄作用、癒し効果をもとめるというものでした。

一方、買いたくない理由を書かれた方もおり、枯らしてしまうので購入できない、バラエティーが少ない、テレビで観葉植物から発生したカビで病気になった人を見た、などの意見がそれぞれ1件ずつありました。最後の意見にあったテレビ番組は、2005年7月26日にテレビ朝日系列で放送された「最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学」、サブタイトル『本当は怖い咳~浮遊する悪魔~』であると思われます。この番組では、43際の女性が日当たりの悪いマンションの一室に観葉植物を大量に置いた結果、カビが大量に繁殖し、アレルギー性気管支肺真菌症を発症、一時呼吸困難に陥ったと紹介しました。そして、日当たりの悪い場所や寝室には観葉植物を置かないこと、こまめに観葉植物の管理をすること、正しい知識で観葉植物を育てることなどを勧めています。ごく一部の意見ですが、テレビの影響も少なくないようです。

Q9.育てて困ったこと

 次に、観葉植物を育てていて困った点・どうにかして欲しい点について、全ての人に複数回答で聞きました。一番多かったのは「根腐れを起こしてしまった」で21.4%、「水やりの方法・タイミングが分からなかった」が17.8%、「葉にホコリが積もってしまう」が17.3%、「数週間で枯れてしまった」が17.2%でした。

Q10.広告の効果について

 最後に観葉植物に関する広告について、効果があると思うか、「とてもそう思う」「そう思う」「どちらとも言えない」「あまりそう思わない」「そう思わない」の中から選択してもらいました。「とてもそう思う」と答えた人が最も多かったのは、「癒やしや安らぎを与える効果がある」という広告、次いで「マイナスイオンや空気清浄作用を紹介する」という広告、「管理方法を動画で説明するホームページ」が続き、最後が「枯れる原因の大半が水のやり過ぎであると紹介する広告」となりました。「全くそう思わない」、「そう思わない」と選択した順番だと、「癒やしや安らぎを与える効果がある」という広告が最も少なく、次いで「管理方法を動画で説明するホームページ」、「マイナスイオンや空気清浄作用を紹介する」という広告が続き、最後が「枯れる原因の大半が水のやり過ぎであると紹介する広告」となりました。

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